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9割は映画、たまにアニメや本の感想。

20181129 本に関する雑記

 

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海外アクションアニメ『RWBY Volume6』の最新話を先日観ました。

シリーズ屈指の人気キャラであるニオが3期以来の再登場を果たして歓喜に震えるオレ…キレッキレのアクションに悶えるオレ。


5期のアクションのショボさに絶望した身ではありますが、6期は格段に動きが良くなっているので今期は期待してます。

 

 

まぁともかく…

 


34歳の誕生日から書き続けているエロ短編小説が既に4本出来上がりました。小説を書くのは初めてですが、意外にやってみると書けるもんだな…と。


ストックが15本を超えたら加筆修正して某小説サイトに投稿しようかと思ってます。いつになることやら…

話の出来はともかく、創作ってとにかく『完成させる』ことが何より重要だと実感しました。


面白いプロットが頭の中にあっても、書いてみると駄作だったり、疲れて書くのをやめたくなったり、ついついネットや参考用に買った小説に没頭したりと、誘惑も多いので。

 


最近では文章の練習のため、9月に文庫版が出た村田沙耶香さんの『コンビニ人間』を購読しました。
とにかく簡潔かつ平易な文章なのが凄い。


理解できるかどうかはともかくとして、小学6年生くらいなら読めるんじゃないでしょうか。


もっと驚いたのは、ストーリーの説得力の無さ。
村田沙耶香さんの他の著作である『消滅世界』や、短編集である『殺人出産』も読みましたが、とにかく(いい意味で)気持ち悪い。マトモじゃないと言ってもいいです。


突拍子も無いキャラ造形やブッ飛んだ世界観の作品ばかりなんですが、フツーの作家なら荒唐無稽な設定にどうにかしてリアリティを出すはずが、敢えてなのか作者は話に説得力を持たせない。穴だらけのプロットを煮詰めずに書いちゃう蛮勇っぷり。


既成の価値観を揺るがすために自覚的にやっているのか、それともただ単に作者の独特な感性なのか知りませんが、クレイジーな作品ばかりです。


ブッ飛んだ話を、ブッ飛んだ話のまま、簡潔な文体で綴る。


そこがシュールで面白いとも取れますし、設定の粗が気になって作品に没入できないとも取れます。Amazonのレビューでも評価がバッサリ分かれています。


受け付けない方にはトコトン合わない作風ですが、『コンビニ人間』は直木賞を受賞しただけあって面白かったです。神経が掻き乱されること必至ですけど。