タイムライン

9割は映画、たまにアニメや本の感想。

20170713 『ライフ』

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☠️WARNING!!!!!☠️


この内容はクソ記事です‼︎‼︎


冗談を冗談として理解されない方、並びにオマージュを『パクリだ!!』と目くじら立てる方、エログロナンセンスに耐性ない方は閲覧をお控え下さい。


要するにガキは帰れ。

 

 


『エイリアン』の衝撃再来‼︎‼︎
SFパニックホラー『ライフ』を見て来ました。

 

 

 

 

世の中にはパクリの類似語が無数にあります。

真似、盗作、二番煎じ、模倣、盗用、パロディ、オマージュ、インスパイア、コピー、カバー、剽窃etc

 

映画であれ小説であれ音楽マンガアニメオペラその他の創作物全般は大体模倣です。パクリです。

 

この時点でもう既に目くじら立てたり顔真っ赤にしてる人がいますけど受け入れましょうよ。貴方だって否が応でもお父さんとお母さんのコピーなんですよ。

 

ゼロから斬新なアイデアが出るはずが当然なく、創作においてパクリは必然です。

 

俺が頻繁に更新するタイムラインだって、俺が読んできた小説やノンフィクション、雑誌や評論、ブログやネット記事に影響を受けて書かれています。


良いか悪いかを断じる前にそもそも創作とは『そういうもの』なので、パクリだと糾弾されるかオマージュだと賞賛されるかの線引きは極めて曖昧です。例えばシンプソンズカンフーハッスルでもパロられた映画『シャイニング』の予告編↓
(グロいので自己責任で見てください)


https://m.youtube.com/watch?v=HEew7zvpAWE


そしてRADWIMPSの『五月の蝿』のPV↓
(『前前前世』感まるで無いしエグいので閲覧注意)

https://m.youtube.com/watch?v=hoyOjMIunkM


これらを比較して『シャイニングのパクリじゃねぇか!!』あるいは『ラッドのパクリじゃねぇか!!』(野暮なことを承知で一応書きますが、五月の蝿よりシャイニングの方が先に作られています。たまにこう言う人がいます。マジで。)という人もいるでしょう。


でも俺は笑って許します。博愛主義です。


30過ぎたオタクのおっさんは無駄にありとあらゆるモノを見て来てますし、シャイニングもラッドもどちらも好きですし、そもそも『ラブライブ!サンシャイン‼︎』の同人誌でs(自主規制

 

「『君の名は。』は『イルマーレ』のパクリだ‼︎‼︎」とかいうコメントはネット上で散々目にしましたし、俺も俺で10代の頃は『あの映画はあの作品のパクリだ!!』とか血眼で絶叫してきた黒歴史がありますので今はむしろ微笑ましく過去を振り返ることができます。


ホントは思い出しては死にたくなりますよえぇ。むしろ殺せ。

 

 

さて、もうホントいい加減に本題に触れようかと思ってます。


で、今作『ライフ』のあらすじですが、


「火星で発見された地球外生命体は不死身かつ凶暴で、宇宙船内のクルーは次々に殺されていく。密室の宇宙船で繰り広げられる、絶望のサバイバルサスペンス…

宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない…」


このあらすじを読んで、映画ファン100人中80人くらいは


「どう見ても『エイリアン』です。本当にありがとうございました」

という感想が浮かんだことでしょう。
実際、内容はまんま『エイリアン』でした。清々しいぐらいにエイリアン。


制作スタッフもその辺は絶対分かってやってるはずで、

「パクリとか言われるのは百も承知なんだよバカヤロウ‼︎‼︎
ってか、本家の『プロメテウス』の出来がマジで(ピー)だったから、俺らが本当に面白いと思う『エイリアン』を撮るんだよコノヤロウ‼︎‼︎」


と思って撮ったに違いありません。だって地球外生命体の成体デザインが完全に(お察し下さい)


もう中途半端にパクるより完コピした方が潔いというか、鑑賞する側もその辺を理解した上でこの作品を受け止めるのが正しいです。音楽でいうとコバソロ&杏沙子みたいなアレ↓
http://basement-times.com/youtube-cover/


これはもう揶揄してるわけでもなんでもなく、パクリでもなんでもいいからこういう『逃げ場なしの絶望感漂うスペースホラー』が見たかったわけですよ。


だって予告編も完全に密室ホラーだし、予想斜め上の展開なんか1ミリも本編で描かないですし。良くも悪くも予告編まんまの印象。そしてそんな内容を期待して見に行った俺。


そう思うと『エイリアン』って傑作だったなと思いつつ、同時にキチンと今作もハラハラしながら主人公サイドの必死の抵抗に釘付けになっちゃいますもん。正直かなり楽しみましたよ俺。

 

しかも冒頭のアバンタイトルシークエンスなんか完全に『ゼロ・グラビティ』のパクリですし、他にも『2001年宇宙の旅』などの名作宇宙モノの影響が見て取れます。


パクリをパクリとして受け止めれば、『約束された面白さ』が保証されるのです。別にそういう態度を『つまらない大人になった』とか思わないですし。


余談ですが来月公開の『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』(岩井俊二の作品のリメイク版)なんかヒロインがガハラさんにしか見えないですし、女子高生とタイムリープモノですし『君の名は。』の本家東宝が全力で「二匹目のドジョウ」を狙っているのですよ。もう説明するのも馬鹿らしいじゃないですか。
https://m.youtube.com/watch?v=YUvXV_i-42c

 

まぁともかく、ぜひぜひこの夏の納涼大作『ライフ』を見に行って下さい。
明日から『銀魂』実写版公開で打ち切り間近ですのでお早めに。

 

おまけ…

地球外生命体は既に日本人を支配していました。↓

http://horikawad.hatenadiary.com/entry/20111101/1320152177