2021/08/21 ナイスガイな『フリーガイ』
パソコンが突然ぶっ壊れました。何の前触れもなく壊れるんですよねパソコンって。
おかげで日課であるNetflix2.5倍速映画視聴ができなくなってブログもやる気起きなくなりましたよえぇ。ホント、ちょっとしたことでモチベーションって削がれちゃうもんですよ。
そんなわけでネカフェからブログを書いてます。
こないだ観た映画は『フリーガイ』です。ライアンレイノルズ主演、『グランド・セフト・オート』みたいな犯罪系オープンワールドゲームのモブキャラがヒーローになるアクション映画です。
めっちゃ面白いんですけど8月13日に公開されて以来、まったくもってヒットしてない不憫な作品です。みんな観て。名作ですから。
暴力まみれのアクションゲームのモブキャラである主人公ガイ(主人公だけどモブとはこれ如何に)。まいにち規則正しく銀行の窓口で働くガイだが、とある女性と出会ったことからプログラムの規則を外れ、暴力を用いずにゲーム内のヒーローになっていく…。
ゲーム世界がバイオレンスに彩られているため、派手な銃撃戦やカーチェイス満載なんですけど、R指定の映画では無いので、「いかにもゲームですよ!」というようなCG感強めのアクションになっています。重量感のあるカーチェイスや血みどろバイオレンスを観たい方は『ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結』をオススメします。
暴力まみれのゲーム世界で、善人として振る舞うガイ。モブキャラだと思っていないプレイヤーたちはガイの正体を知りたがり、ニュースでも取りあげられる事態に。
細田守監督作品の『竜とそばかすの姫』でも、竜の正体を知りたくてSNSでは話題が持ち切りでしたけど、そんなにもみんな素性の知れない人物を知りたがるもんですかねぇ…?デジタルワールドの世界なんて基本的に”仮面舞踏会”だと思っているアタクシですけど、この辺は疑問でしたわ。
ってか、この映画のゲームってそんなに注目度の高い作品だったのか。映画の後半では世界中の人々がガイの行動を固唾を呑んで見守ってましたけど、世界中の人間がトリコになっているようなゲームには見えなかったけどなぁ。まぁ元ネタ作品である『トゥルーマン・ショー』のオマージュがやりたかっただけだと思うけど。
善の力でプレイヤーたちを感化させ、ほかのモブキャラたちをも導くガイ。『グリーン・ランタン』や『デッドプール』などのアメコミ映画でヒーローを演じたライアンレイノルズですけど、この人の新たなヒーロー映画がこの『フリーガイ』だと言えます。
絶対にライアン・レイノルズってプライベートでも”いいやつ”だと思うんだよなぁ。この作品には超大物俳優が何人もカメオ出演(ネタばれなので書かない)してますけど、確実にレイノルズの人望で出演を快諾したと勝手に思ってます。
高額ギャラが支払われるトップスターですけど、イケメン過ぎない顔だからイヤミがないですし、『デッドプール』みたいなマスク姿&グロメイクのヒーローだって嬉々として演じちゃう(何ならプロデューサーも兼ねるし、制作に私財も投じちゃう)わけで、トム・クルーズとは違うタイプの役者バカなんでしょうね。
すでに『デッドプール3』の製作が進んでいるらしいですけど、一方で今作の続編も決定しているらしいですから、これからまたレイノルズの活躍をスクリーンでたくさん拝める日が来そうですよね。楽しみですなぁ!
…って、一方的に盛り上がってるアタクシですけど、ホントに日本じゃ悲しいほどヒットしてなくて、8月21日現在ではデイリー興行収入ランキングトップ10に入るか入らないかくらいの客入りです。日本の洋画不振っぷりは今に始まった話じゃないですけど、ホントに悲しいなぁ…。