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9割は映画、たまにアニメや本の感想。

2020/01/09/2019年度映画ベスト&トホホ10

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新年あけましておめでとうございます。まもなくアタクシは13年働いてきた会社を辞めて無職になります。


35歳無職…このブログも1日500円生活の日常を綴った節約ブログになるか、アマプラで配信されている映画を片っ端から観てはレビューするケチなブログになっているかもしれません。なお、3ヶ月以上更新がなかった場合は異世界転生して巨乳の美少女とキャッキャウフフしていると思います。


まぁともかく…

 

去年の1月にも書きましたが、2019年のオレ的映画ベスト&トホホ10を、間もなく休刊を迎える映画秘宝をリスペクトして今年も描こうと思います。


それでは!張り切って行って参りましょー!


2019年オレ的ベスト10


1位『天気の子』
2位『家族を想うとき』
3位『ジョーカー』
4位『M/村西とおる狂熱の日々 完全版』
5位『アベンジャーズ/エンドゲーム 』
6位『バンブルビー
7位『空の青さを知る人よ』
8位『キングダム』
9位『バイス
10位『爆裂魔神少女 バーストマシンガール』


1位の『天気の子』ですが、新海誠ファン故に甘めの点数なのはぶっちゃけますよえぇ。
映像ドラッグそのものだった“ミュージカル映画”の『君の名は。』ほどのリピート力は無かったですけど、それでも貧困や災害など、近年無視できなくなった社会問題を盛り込みながら、キチンとエンタメ作品として全国公開し、なおかつ大ヒットさせた新海監督の手腕には舌を巻くのですよ。


2位の『家族を想うとき』ですが、職業がら貧困を肌で感じる身としては、やはり『天気の子』同様に無視できない作品でした。2位が『ジョーカー』でも良かったのですが、ラストの絶望感やインパクトは今作の方が上でした。

家族のためを思えば思うほど家族が壊れてしまう皮肉。もう家族なんか持たず、1人孤独に生きた方が“生きやすい”んじゃないのか…少子化が叫ばれる今、敢えて孤独に生きていくことが現代の処世術なんじゃないかと思った次第です。


3位の『ジョーカー』ですが、何のことはない、『タクシードライバー』の現代版です。元ネタを知っていればそれほどのインパクトは無いでしょう。

でも打たれても刺されても血を流さないアメコミ映画が席巻する“いま”のハリウッドが今作を世に放った衝撃、そしてそれが世界で大ヒットしているという事実…実際に“似たような事件”が起こったこの国で生きる我々も、この“ジョーカー現象”を看過できないのです。まもなくレンタル開始なので、未見の方はぜひ(セル版は1月8日にデジタル先行配信済みです)。

 

以下、4位〜10位の簡単な感想


4位…村西とおる監督のキャラの濃さに圧倒されました。映画よりも本人の方が面白いっていう。

5位…マーベル・シネマティック・ユニバースの集大成。「…アッセンブル‼︎」のシーンはアガる。

6位…まんま『アイアン・ジャイアント』なんですけど35歳おっさんの涙腺を決壊させてくれました。

7位…「ここから出たい。でもその勇気がない」…そんな葛藤に共感しまくった作品。退職届出したらますます感情移入が…。

8位…坂口拓さんの本格アクションにシビれました。邦画アクションの可能性を感じさせてくれます。まぁ山崎賢人は(ry

9位…クリスチャン・ベールの鬼演技もモチロンですが、現役の政治家を茶化すアメリカの懐の広さに感心します。

10位…良くも悪くもブッ飛んだ映画。オゲレツなノリに賛否ありますが、キチンとエンタメ作品として仕上がっています。

 

そして!トホホ映画1位〜10位の発表です。確かにガッカリしましたが、それは期待の裏返しなのです。無難な感想で終わる作品はランクインされないため、良くも悪くも“心に残った”作品だと思ってください。


1位『アド・アストラ』
2位『HUMAN LOST/人間失格
3位『HELLO WORLD
4位『ジェミニマン』
5位『キャプテン・マーベル
6位『ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ』
7位『ターミネーター/ニューフェイト』
8位『アリータ/バトルエンジェル』
9位『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』
10位『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』


アタクシSF好きなので、1〜3位の作品は期待していたのですよ。しかも続編リメイク当たり前の既視感アリアリの昨今の映画で、オリジナル脚本ですってよ奥様。映画ファンなら期待して当然でしょマジで。

観賞後はイスから転げ落ちそうでしたよマジで。『アド・アストラ 』はクリストファーノーラン監督に撮らせておけば幾分かマシだと思いましたし、『人間失格』は難解極まるストーリーで見事に爆死しましたし、『HELLO WORLD』はそこそこ楽しめましたけど、ドンデン返しをやりたいがために全体が破綻したような感想を抱きました。

でもまぁ、“偉大なる失敗“という意味では、単なる駄作の烙印を押したくないのですよ。オリジナルSF作品がそこそこの予算で大画面で観られるってなかなか無い機会ですし。そういう意味でトホホ映画ベスト3にランクインさせていただきました。


以下、4位〜10位までの感想


4位…視覚効果にトンデモない額のカネがかかっているらしいですが、暗闇でのド突き合いで全てが台無しになった作品。とにかく観づらい。

5位…『エンドゲーム 』までの繋ぎ感が強い…ほぼ最強キャラなのにアクションシーンが記憶に残らない。凡作。

6位…予告編は面白かった…。暗闇でなにやってるかよく分からない怪獣プロレスが大いに不満です。

7位…3作目以降を無かったことにして、”『ターミネーター 2』の正当な続編“と謳った割には、「結局は『T2』の焼き直しじゃねぇか」という感想に終始しました。キャメロンってもう『アバター』の続編しか眼中に無いんだなっていう。

8位…ン十年前に塩漬けになった企画のようやくの映画化なんですが、『アバター2』の視覚効果のテスト版的な映画って感じでした。案の定爆死して続編製作の予定は白紙に。吹替版の上白石萌音ちゃんは相変わらず素晴らしかったです。

9位…前作の方が好みでしたねぇ…監督はロングバージョンを公開したいほど思い入れが深いらしいですが、ただでさえ上映時間3時間は長い上に、ビビらせ方がワンパターンなので飽きてしまいました。

10位…良くも悪くもタランティーノらしいダラダラとしたテンポの映画です。アマプラで『ヘイトフル8』を20分で断念した身としてはちょっと辛かったです。家で観ていたら完走は無理だったでしょう。『ジャンゴ 繋がれざる者』とか『キルビル』は好きですけどね。

 

 

この他にもたくさんの映画を観ましたけど、とりわけ印象に残った作品が上記の20作ですね。
今年は無職になるのであんまり新作映画のレビューはできないかもしれませんが、職を失っても映画の無い生活を送ることは無いでしょう。


それではまた近いうちにお会いしましょう。あぁ異世界ハーレムしてぇなぁ…(現実逃避)

 

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