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9割は映画、たまにアニメや本の感想。

20180726 『カメラを止めるな!』

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2014年に公開されたハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』、そして『キングコング:髑髏島の巨神』に続くモンスターバース第3弾…『ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ 』の予告編が公開されました。キングギドラも参戦ですよ。↓

https://youtu.be/TivJ1F3dsBM


予告から伝わってくる「世界オワタ」感…スケールがデカいですね。来年の公開が楽しみです。

 

それにしても…これまで『アルマゲドン』とか『宇宙戦争』とか『2012』みたいな「地球がヤベェ‼︎」的な映画を観ては、

「世界崩壊に比べたら、オレの悩みなんてちっぽけなもんだよなぁ…。」

と前向きに考えてきたのですが、今や異常気象とテロに怯え、見知らぬ他人にいきなりメッタ刺しにされる恐怖の世界を生きているわけで。

 

現実が映画みたいになってきたわけですよ。
何これ『マッドマックス』かよ。
みなさんも今すぐ筋トレやジョギングを始めて、生存本能を研ぎ澄ませたほうがいいですよ。


心が追い込まれるとストレスで「死にたい…」となりますが、肉体を追い込むとテストステロンというホルモンが分泌されて「生きたい!」と思えるようになるので。割とマジで。


あとは輝夜月ちゃんの動画を観て、笑って生きましょう↓

https://youtu.be/rA3dcJsX4GU

 

 

まぁともかく…

 

 

川崎のチネチッタで映画『カメラを止めるな!』を観てきました。これはもう、超傑作です。ぜひとも多くの方に観ていただきたい。面白さは保証します。全力で。平日の真っ昼間だというのに、場内はほぼ満席でした。


俳優が全員無名の低予算ゾンビ映画なのですが、これがとにかく凄い。東京都内のわずか2館から始まった今作の上映は、その面白さがSNSと口コミで広がり、公開規模をどんどん増やしています(現在は全国40館で上映)
盛り上がり方で言えば、インド映画『バーフバリ』に近いものがありますね。


多くの方に見てもらいたいので、まずはこの予告編をどうぞ↓
ただ、一切の先入観抜きで観たい方はここから先は読まないようにお願いします。予告編も観ないでください。


https://youtu.be/3ZA9TO3ya7w

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冒頭から始まる37分ワンカット(長回し…カメラを長時間、止めることなく撮り続けること)のゾンビ映画。これだけでも十分に面白いのですが、このゾンビ映画が終わった後に、本当の“本編”が幕を上げるのです。

 

昨今では『トゥモロー・ワールド』や『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のように、CG技術で繋ぎ目が分からなくなるよう編集した、『長回しのように見せかけたシーン』が売りの作品が増えていますので、今作も『低予算であることをアピールしつつ、実は“ワンカット風の”作品』ではないかと鑑賞中に思っていました。


しかしながら今作は、監督本人がワンカットで撮ったとパンフで公言している以上、ノーカット長回し撮影は間違い無いと思いますし、仮にそれが嘘だとしても、この映画の臨場感と熱量は凄まじいものがあります。


この映画史に残る、驚異の冒頭37分のシーンの後から始まる物語の結末は…それは劇場でぜひ目撃してください。


さて、来月は『ミッション・インポッシブル フォールアウト』がいよいよ公開ですね。こちらも楽しみにしています。