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9割は映画、たまにアニメや本の感想。

20180312 『アダルトVR』

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東京都内の某個室ビデオ店で3DVRのアダルトを体験してきました。

 

2週間前にVR ZONE SHINJUKU で体験したVRアトラクションに驚愕し、どうせならアダルトにも挑戦しようと思った次第であります。

 

2時間で2500円&TEN◯Aがサービスで1個付いてきます。
都内のVRアトラクションに比べればコスパはいいと思います。

 

そして2週間ぶりのVR体験。何というか、ヴァーチャルワールドに『帰ってきた』感があります。

 

ここでいきなり話が逸れますが、仮想世界を舞台にしたSF映画『レディ・プレイヤー・1』が4月に公開されます。
以下に予告編を貼っておきます↓


https://youtu.be/BlTCXShunpI


予告の映像でも流れていますが、ゴーグルをかけて仮想世界へとリンクするシーンはまさにVRを観るときのイメージに近いです。


VR体験をした方は、現実がSFに追いついたんだなぁ…としみじみ感慨に耽ること請け合いだと思います。
コレはまさにSF…言うなれば、サティスファクション/満足感(SatisFaction)ですね。

 

さて、VRゴーグルを付ければ驚くほどの没入感。左右を向けばそこには壁があり、見上げれば天井があり、下を見ればそこには愚息が。


そして目の前には…おっ◯いが。
VRの経験があるため衝撃度は薄れますが、それでも思わず目の前のおっ◯いに触れようと手を伸ばしてしまいましたよ。(当たり前ですが触れることは叶いません)


VR未経験の方が視聴したら凄まじい衝撃を受けるのではないでしょうか。


VRの衝撃と没入感は保証できます。本当に自分が映像世界の中にいるかのような錯覚を覚えます。


ただ、難点はそれなりにあります。

 

女優さんが顔を近づけるシーンがあるのですが、ピントが合わないため顔がダブります。4つ目のお化けに見えるのでちょっと怖いです。

また、鑑賞した店のネット環境が良くないのか知りませんが、頻繁に読み込み不良やフリーズを起こします。VR動画は容量が大きいらしいので、ストリーミング映像ではこの問題はなかなか解消できないみたいです。

酷いと画面がバグったり反転したりするので、その都度ゴーグルを再起動したり、映像ファイルを再読み込みしたりして我に帰ります。おかげで2時間ぶっ続けで映像世界に没入することは叶いませんでした。

そして一時停止や巻き戻しなどはゴーグルを外して操作する必要があります。臨場感を求めるなら、必然的に『一発勝負』になるかと思われます。


まぁ難点は多いのですが、それでもVRの衝撃は上記の欠点を補って余りあるほどだと思っていますし、こればかりはさすがに体験しなくては凄さは絶対に分かりません。恥ずかしがらずに一度は経験して腰を抜かしてほしいです。

 


さて、VRアダルトの出来に大変感銘を受けたオレですが、じゃあコレを周辺機器含めて買いたいかと言われるとノーです。

 

何でかというと、飽きることが目に見えているからです。
こういうのはたまに触れるからこそ新鮮な衝撃が味わえるのです。家庭用で毎日見ていりゃすぐに飽きると思います。

 

3Dの映画を見たことがある方なら分かると思いますが、3Dの立体感に興奮できるのはせいぜい上映から30分くらいで、それ以降は立体感を感じなくなります。なぜなら視覚が3Dに順応してしまい、3Dの奥行きがだんだんと平坦に感じてきてしまうからです。


3D映画とVRを一概に比べることはできないですが、それでも視覚と聴覚だけの刺激では長時間、脳を騙すことはできないのです。現実と見紛うほどの没入感を長時間味わうためには、アトラクションのようにイスが動いたり特殊なギアを装着して身体に衝撃を伝える必要があります。


そこまでの周辺機器を揃えるには家庭用では膨大な予算が必要になりますし、


「買い揃えるより、むしろ風俗行った方が安くね?」という身も蓋もない結論に達するわけです。


結局のところ、3DVRは万能ではありません。未知の映像体験は保証できますが、『現実と見紛うような疑似体験』を求めようとするなら更なる技術の進歩を待たねばなりません。


とはいえ、くどいようですがVRの衝撃は体験した人にしか分かりません。こればっかりは「とにかく体験してみて‼︎」としか言えないのです。


好奇心旺盛な方はぜひ、都内のVRアトラクションなりプレイステーションVRなりアダルトなり、何でもいいから体験してみるべきです。


それにしても、面白い時代に生まれたものだなと、しみじみ感じます。