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9割は映画、たまにアニメや本の感想。

20180510 『グレイテスト・ショーマン』

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ミュージカル映画グレイテスト・ショーマン』がiTunesで先行デジタル配信されたので、迷わず購入しました。


そして昨日から表参道で開催されているコラボカフェにも行ってきました。


2月の公開から今なお上映中の今作、既に日本では興行収入50億円超えのロングランヒットとなっており、2回以上観たリピーターもかなり多いようです。『ラ・ラ・ランド』超えのヒットですね。

 

かく言う俺も劇場で3回以上観るほどハマった作品なので、ぜひとも多くの人に観てほしいです。

 

人気の理由は素晴らしい歌とダンスは言わずもがな、特筆すべき点は圧倒的なテンポの良さだと思います。
このストーリー展開の速さは常軌を逸しています。

 

例えば冒頭のオープニングテーマで一気に観客を引き込み、そこから主人公の貧しい少年時代、ヒロインとの馴れ初めと別離、父との死別、苦しい路上生活、ヒロインとの再会と結婚、そして新たな命の胎動を歌って踊って映像で『語り』ます。


映画開始からここまでわずか12分…普通の映画なら20分以上かけるこの”ツカミ”の部分を、説明的な会話シーンをほとんど描かずにテンポ良く見せます。


この圧倒的なスピード感はエンディングまで損なわれることなく、9曲もの名曲を聴きながら喜怒哀楽すべての感情が揺さぶられる怒涛の105分。もはや映画鑑賞と言うよりライブ鑑賞に近いです。


この映画が2時間以上の尺だったらここまでヒットしなかったと思います。1分たりとも退屈させないハイスピード編集で大量のリピーターを生んだアニメ映画『君の名は。』と作りが似ているからです。


あの映画も冗長なシーンはバッサリ切って107分の尺まで圧縮したらしいですから、スマホ中毒で長い映画に耐えられない若者たちも取り込むことに成功したと言えます。
(この辺はホリエモン著書である『多動力』にも書かれています)

 

 

…とまぁいつもの悪い癖で長々と語ってしまいましたが、とにかく観てない方には全力でオススメです。早く観て下さい。
レンタル&ブルーレイ発売開始は5月23日からですが、劇場でも公開中ですし。


さて、コラボカフェに馳せ参じたわけですが、入場整理券を持つ約30名の客のうち、男はオレ含めて4人だけ。しかも男のぼっち客はオレ1人だけ。


場違い感パねぇ!!なにこの公開処刑。もう卒倒寸前。


いやでもここで引き下がるわけにはいかん。どうせここにいる客はみんなグレショーファン。
きっと解ってくれる。恥ずかしさを乗り越えるのだ。


爆ぜろオレの勇気!!
欲望の魔弾を解き放てシングル・アクション・アーミー!!


…とばかりに、店内に入るやいなや展示物を激写する33歳おっさん(独身)


文字入りアートラテとガトーショコラを撮りつつ1人で悦に入る33歳おっさん(童心)


隣で女子会やってる方々の冷ややかな目線を気にすることなく、ひとりケーキをパクついてました。

 

さて、明日は高尾山に登って頂上でコーヒー飲みます。
遅ればせながらのオレのゴールデンウィークです(二日間だけですが)。