タイムライン

9割は映画、たまにアニメや本の感想。

20180421 『孤独のグルメ』ほか

f:id:strawdog48:20190115035306j:plain


最近、アマゾンプライムビデオで『孤独のグルメ』シリーズを延々と見ています。


来週からシーズン7が放送されるテレ東の人気番組でして、おっさんがただひたすらメシを食うだけの内容だというのに異様に面白いです。
これも偏に主役の松重豊さんの演技力のおかげだと思います。


まぁ松重さん本人はかなり小食なのに、撮影では死ぬほど食わされるので、ガチでドラマを降板したがっているらしいですが、個人的にはもう少し続けていただきたいと思います。


並行して可愛い女の子が卓を囲んで酒を飲むアニメ『たくのみ。』も視聴しているため、最近どんどん腹が出てきました…健康診断までには痩せなくては。


さて、映画『レッド・スパロー』を見てきました。
ジェニファー・ローレンス主演のスパイサスペンス映画です。


ジェニファー・ローレンス。略してジェニロ。うっかりジェニロペと書きそうになるオレはおっさん。

 

身長175センチで爆乳、なおかつ日本人受けする童顔持ちという“こんな女いねぇよ”を具現化したようなアカデミー賞女優でして、日本では『ハンガー・ゲーム』で彼女を知った人は多いのではないでしょうか。

 

ここ最近映画館で頻繁に予告編が流れていたのですが、全くもってアクションシーンが出てこないので、見るつもりはありませんでした。
海外の映画レビューサイトであるROTTEN TOMATOESでもすこぶる低評価でしたし。
加えて2時間20分という長過ぎる上映時間もネックでした。


しかしながらフィルマークスにおいては「予想以上にエロいしグロい」という感想が散見されたので、エログロナンセンススキーのオレとしては主演のジェニロの役者魂を目に焼き付けるしかない!!と思い、封切り日に劇場へと馳せ参じたわけです。


まぁそれだけでなく、最近になってレンタル&ネット配信されたジェニロ主演の『マザー!』を観たってのが大きいですけどね。


マザー!』という映画は“日本公開中止の衝撃作!!”という触れ込みが売りになっていた作品でして、まぁ見たら言葉を失うこと確実でしょう。
上映禁止になったのも納得のエログロナンセンス映画です。(本国アメリカで大ゴケしたのが本当の理由ですけど。)

 

いったいこの映画はなんなのだろう…まったく先が読めない。何が起こっているのかまるで分からず、それでいて目が離せなくなる、サスペンスの見本のような映画でして、終盤の凄惨な展開はPG-12指定では収まらない地獄絵図となっております。これR-15だろ。仕事しろよ映倫


「精神的に追い詰められたヒロインが、妄想とも現実ともつかない奇妙な世界と対峙する」というプロットの『ブラック・スワン』や『ローズマリーの赤ちゃん』、『反撥』や『パーフェクト・ブルー』がお好きな方なら絶対にハマるドラッグムービーとなっております。
ストーリーに関しては詳細は言えません。興味が湧いた方はぜひ観るといいでしょう。

 

で、今作『マザー!』で主演のジェニロが肉体的にも精神的にも相当酷い目に合うわけですが、なぜか今作の脚本と監督を手がけたダーレン・アロノフスキーとデキちゃったらしいです。フツーなら監督を訴えるレベルだと思うんですけどね。


DV亭主に惚れる女性ってやっぱりいるんだなと思いました。
俺には全く理解できないですが。

 

って、だいぶ話が逸れてしまいましたね。
肝心の『レッド・スパロー』ですが、今作でもジェニファーの体当たり演技がすごいです。


マザー!』の演技で吹っ切れたのか、あるいは2012年のヌード流出事件以来、いいかげん自分がセックスシンボルであることを認めたのか知りませんが、なかなかに過激なシーンが満載です。


ニートラップを仕掛ける美貌の女スパイ役を演じているわけですが、後半ではムフフなシーンより痛々しい拷問シーンが多く、ジェニファー自身もボッコボコにされます。20代にしてここまで体を張るハリウッド女優もなかなかいないですね。
スカーレット・ヨハンソンを超えたと個人的には思っているのですが。

 

まぁ肝心のストーリーは退屈こそしないものの、クッソ地味です。

2時間20分という尺の長さを感じない程度には緊張感が持続するのですが、派手なアクションがほぼ無いので、『アトミック・ブロンド』みたいな女スパイアクションを期待した方にはかなりツラい作品ですね。

映画好きの方以外はあんまりお勧めできないです。ジェニロファンの方はぜひ行きましょう。できれば1人で。

 

さて、4月から怒涛の超大作ラッシュでして、来週には『ジュマンジ・ウェルカムトゥジャングル』、その翌週には『パシフィック・リム アップライジング』、さらにその翌週には『レディ・プレーヤー・ワン』、そして4月の最後を飾るのが『アベンジャーズ・インフィニティウォー』という錚々たるラインナップ。

IMAXで2200円払って観なくちゃいけない娯楽大作だらけです。


ドラえもん』も『リメンバー・ミー』も『ボス・ベイビー』も『ちはやふる』も全く興味がないオレなので、4月からは連日のように映画館通いに勤しむことになりそうです。
これを機会に禁パチしよ。