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9割は映画、たまにアニメや本の感想。

20170818 『RE:BORN』

 

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アクションバカ一代‼︎坂口拓主演の超本格アクション大作『RE:BORN』を観てきました。


上映後に超豪華なトークショーも開かれて、満足度200%です。

 


先週12日に封切りしたものの、現在では新宿武蔵野館でたったの1日1回(しかもレイトショー限定)という超小規模公開(順次拡大公開らしいですけど…)


ある意味『幻の作品』なので、ガチのアクション映画ファン以外にはこの作品の存在すら知られていないでしょう。


とりあえず予告編を貼っておきますが↓(大塚明夫御大がラスボス役で出演‼︎まんまビッグボスです)


https://www.youtube.com/watch?v=mWub1i3ApyM&sns=em


この予告編を観てビビっと来た関東在住の方はさっさと観に行ってください。ちなみにネットで予約しないとマジでチケットは手に入りません(当日分は朝9時の段階で8割予約されてた。封切り以来、毎日満席らしいです)


この映画の最大の売りは、肩甲骨の動きを重点とした、ハイスピードな戦闘術(というか殺人術)である『WAVE(ウェーブ)』というものです。


肩甲骨をゴリゴリ前後に回しながら体をユラユラと揺らし、完全に脱力した状態で瞬時に相手に絡みつき、急所を狙う体術なのですが、まぁ文字に起こしてみるとちっともこの凄さが伝わらない悲しさ。

 

軍事アドバイザーの稲川義貴先生がこのウェーブを俳優たちに指導し、本編でも中ボス役として出演しているのですが、マジで『異次元』レベルの動きをします。ヌルヌルと絡みつくような動きで相手に急接近し、数人を瞬殺します。


『あっという間に殺す』


シンプル過ぎて十全に伝わらないのですが、達人の動きを素人が拙さを承知で表すなら、そうとしか言いようがありません。


あらゆる格闘技に精通する主演の坂口拓がハイスピードなアクションを魅せるのですが、さすがウェーブを指導した『師匠』と言うべきか、素人でも分かるくらい、稲川先生の『格が違う』動きを見せつけられます。
坂口拓の動きが硬すぎると思えるくらい、完璧に脱力した軀の動き。


ここまで文字にしておいてアレですが、もうこの動画を見た方が早いです↓

https://www.youtube.com/watch?v=d1kyRKtT2Mc&sns=em

稲川先生のヤバい動きが堪能できます。(映画本編のアクションはもっとスゴいです)

 


で、上映後はその稲川先生と今作を監督した下村勇二氏、そして『牙狼』シリーズのアクション監督を務める横山誠氏の3人による、アクション映画ファン垂涎のトークショーが行われました。


正直、トークショーに関してはノーチェックだったため、この嬉しい誤算にうれション状態。濡れましたよえぇ。
稲川先生の銃を奪う実践テクニックとか、速すぎてよく分からなかったですし。


このトークショーで気づいたのですが、観客の3割は現役のスタントマンやアクション監督、役者の方だったらしく、いかにこの作品が『最前線のアクション映画の見本』として注目されているかが分かる瞬間でした。

 

そんなわけで、ガチなアクションファンの方はぜひ今作を観に行ってください。新宿では2週間限定公開ですので、マジでお早めに。


おまけ↓新次元の大塚明夫御大がここに‼︎

https://www.youtube.com/watch?v=afwMVrPS-0k&sns=em