2019/12/07/オリジナルSF映画
人気の「ウーバーイーツ」、配達員怒りの理由は・・・(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20191205-00000085-jnn-soci
ウーバーイーツで働く配達員の賃金が実質カットされたとのこと。
雇用される側は”個人事業主”だから労働基準法も適用されず、配達に関する消費者側のクレームも
ウーバーは知らんぷり。
都合の悪い部分は配達員に押し付け、業績が良くなるとピンハネ…絵に描いたような搾取構造です。
ブラック企業潜入ルポである『アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した』を読むといいです。
描写が細かく、小説感覚で読めます。後味は悪いですけど。
まぁともかく…
インスタばかり更新してたら2500字を綴るほどの熱意と感想が霧散してしまい、全然ブログ更新してませんでした。Twitterとインスタがブログ文化を衰退させたのもまぁわかる気がします。長文書くのがめんどくさくなっちゃうんだもん。
さて、今年はオリジナル脚本のSF映画を3本も観ることができました。ブラッドピット主演の『アド・アストラ』に『君の名は。』に続け!とばかりに作られた『ハローワールド』、そしてパチンコマネーで作られた『HUMAN LOST 人間失格』です。
どれも…ワクワクしながら劇場へ向かい、そして落胆しながらエンドクレジットを眺めていました。
超本格SFの雰囲気を纏いつつ、蓋を開ければツッコミどころ満載かつ眠気を誘うトンデモ映画だった『アド・アストラ 』、大ドンデン返しをやりたいばかりに策に溺れたのか、蛇足感さえあるオチにモヤモヤした『ハローワールド』、プロデューサーがアレコレと無茶な注文をして話が瓦解したに違いない『人間失格』…
『マトリックス 』の衝撃よふたたび!とばかりに劇場に馳せ参じたアタクシの心を3度もへし折ってくれました。
あ、今年で公開20周年を迎えた『マトリックス』の記事はこちらです↓
まぁ、ブツクサ文句言いつつも、そこそこ楽しんだのは事実です。続編やリメイク、アメコミ原作だらけの今のハリウッド映画に食傷気味でしたから。低予算映画ではなく、ビッグバジェットで高密度のオリジナルストーリーを大画面で堪能できるのは、文字通り“有難いこと“なのです。オリジナル脚本が当たり前だった頃を知っているオジサン映画ファンのボヤきですけど。
加えてアタクシ、けっこうSF好きなんですよ。語れるほどのSF読みではないですが、年に最低一冊はハヤカワ書房のSF小説を買って読んでますし。
ここ数年の映画だったら『インセプション』とか『インターステラー 』とか『メッセージ』にはワクワクさせられましたし。『インターステラー 』は予告編がつまらなそうだから劇場スルーした作品ですが、ホントにあの時のオレを殴りたい。
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斬新な映像や想像力を掻き立てられる特異な世界観…SF作品は映像化されてこそなのです。やはりSFは『絵』なのです。『ヴィジュアル』なのですよ。だからお決まりのディストピアだろうと人類補完計画の5番煎じみたいなオチだろうと、世界観が破綻していようと、とにかくクリエイターは怯まずにゾクゾクするようなSFスペクタクルを作っていただきたい!夢を魅せてほしいのです!
「さっきから勝手なことばっかり言いやがって。だったら脚本にブツクサ文句言ってんじゃねーよボケ!」
…なんて作り手からは石を投げられそうですけどねスミマセン。
ともかく何を言いたいのかというと、オリジナル脚本のSF映画が年に3本も、それなりの予算で全国公開されるなんて昨今では稀有なことなんですよ。そりゃ舞い上がっちゃいますよね。1900円を払って劇場で観てガッカリした貴方も、10年後にはその思い出が甘く発酵するに違いありません。
さて、今年はあと何を観ましょうかねぇ…。
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